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フィデュシャリー [ 信認 ]の時代
著者である樋口範雄教授とご相談し、現在絶版となっている「フィデュシャリー[ 信認 ]の時代 -信託と契約-」について掲示させていただきました(PDF版でお読みいただけます)。
情報通信ネットワークの浸透、情報格差の拡大、グローバル化と高齢化の進展等を背景に、取引当事者間の関係がより複雑・デリケートなものとなっている中、取引先目線・立場での思考・実践を核とする「フィデュシャリー」に係る考え方は益々重要なものとなっています。
樋口範雄教授は、「フィデュシャリー」の概念を広く日本に紹介された第一人者であり、1999年出版の本書では、信託を代表とする「フィデュシャリー」の意義と広がり等について分かり易く解説されています。「フィデュシャリーの時代」がいよいよ本番を迎えつつあるとも言える今、本書のご一読をお勧めします。
〔本書の掲示にあたっては、出版元である有斐閣の承諾を頂いています。〕
※本書の無断転載はお断りします。
主な目次
- 第1章 信託と信認関係の時代
- 第2章 身分から契約へ,契約から信認へ
- 第3章 現代の信託と信託法をとりまく基本的状況
- 第4章 信託は契約である――ラングバイン説
- 第5章 信託は契約ではない――フランケル説
- 第6章 信認関係における守秘義務と情報提供義務
- 第7章 忠実義務と注意義務
- 第8章 結 び
PDFは下記の4分割となります。
第1章-第3章
第4章
(6.7 MB)
第5章-第6章
(10.0 MB)
第7章-第8章,索引
(7.9 MB)