事業活動 出版物一覧
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信託・証券化ファイナンス

吉野直行 編著
慶應義塾大学出版会 ISBN978-4-7664-1548-3
平成20年10月
信託・証券化ファイナンス
慶應義塾大学経済学部 現代金融論講座 2
吉野直行 編著
▼信託の最近の動向と問題点について、金融政策、金融法、信託会計の専門家と金融商品を取り扱う実務家が、信託の証券化から信託税制やイスラム法上の資金調達まで多角的に論じる。
<目次>
まえがき
第1章 証券化の進展と商事信託法制 高橋正彦
1 証券化と信託
2 証券化関連の商事信託法制の整備
3 新・信託法、新・信託業法と証券化
第2章 信託の機能と証券化 吉野直行
1 はじめに
2 信託機能の活用
3 ファンドの最近の動向
4 日本経済の成長と「団塊の世代」
5 アジア地域への投資動向
第3章 市場型間接金融と信託の新展開 小足一寿
1 はじめに
2 市場型間接金融の現状と課題
3 信託制度の変質と改正
著者略歴は書籍刊行時/敬称略
【編著者】
吉野直行(よしの なおゆき)
慶應義塾大学経済学部教授、金融庁金融研究研修センター長
〈専門分野〉マクロ経済政策の実証的研究、金融・財政政策
【著者】
高橋正彦(たかはし まさひこ)
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授
〈専門分野〉金融システム、金融法、証券化
小足一寿(こあし かずひさ)
住友信託銀行株式会社業務部副部長
石橋 博(いしばし ひろし)
株式会社住信基礎研究所取締役社長、国土審議会不動産鑑定評価部会委員
久保淳一(くぼ じゅんいち)
ドイツ証券株式会社法務部ディレクター&シニアカウンセル、ニューヨーク州弁護士
〈専門分野〉金融取引法、信託
鯖田豊則(さばた とよのり)
東京国際大学商学部准教授
〈専門分野〉会計とファイナンス、信託の会計と税務、企業評価
弥永真生(やなが まさお)
筑波大学ビジネス科学研究科教授
〈専門分野〉商事法、金融法、制度会計
日本信託業証言集 上・下

麻島昭一 編
専修大学出版局 ISBN978-4-88125-208-6/978-4-88125-209-3
平成20年7月
信託法の新展開 その第一歩をめざして

米倉明 編著
商事法務 ISBN978-4-7857-1499-4
平成20年2月
金融システム論の新展開 機能別分析にみる現状と課題

黒田晁生 編著
金融財政事情 ISBN978-4-322-11165-1
平成20年2月
「日本版ビックグバン」から10年余。日本の金融システムはどのように変わったか(変わっていないか)
金融システム論の新展開
機能別分析にみる現状と課題
定価(税込み)/3,780円
編・著者名/黒田晁生編
発行日/2008年2月5日
判型・体裁・ページ数/A5判 上製 296ページ
ISBNコード/978-4-322-11165-1
書籍紹介及び目次抜粋
◇ハーバード・ビジネス・スクールの「グローバル金融システム・プロジェクト(Global Financial System Project:GFSP)」が提唱した「金融システム論」を援用。(1)決済手段の提供、(2)資金のプール化と持分権の分割、(3)リスク管理手段の 提供、(4)経済資源の移転、(5)インセンティブ問題の解決の各側面から現状を整理し、将来像を展望。
◇日本の金融市場の今後の発展に向けた課題は、そしてその解決策は何か。機能別に検証することでシステムの見取り図を「立体的」に把握できる。
◇金融をめぐる制度、プレイヤー、マネジメントなどの歴史を振り返り、未来のあるべき姿を展望する格好の1冊!
◇金融機関経営者、管理者、研究者等必読。
●主要目次●
第1章 日本の金融システム:展望 《黒田晁生》
1 はじめに
2 金融システム研究の方法論
3 決済手段の提供
4 資金のプール化と持分権の分割
5 リスク管理手段の提供
6 経済資源の移転
7 インセンティブ問題の解決
第2章 決済制度と決済手段の提供 《中島真志》
1 決済制度のスケッチ
2 資金決済システムの機能と現状
3 証券決済システムの機能と現状
4 リテールの決済手段
第3章 家計の資産運用と金融機関の説明義務 《新保恵志》
1 はじめに
2 投資信託の拡大
3 資金運用と金融商品販売ルール
4 金融商品販売ルールと金融教育
第4章 金融グローバル化とプルーデンス規制―バーゼルIIを中心に― 《勝 悦子》
1 はじめに
2 プルーデンス規制のあり方
3 国際金融規制とバーゼルII
4 バーゼルIIの概要
5 エマージング市場における金融規制・監督のあり方とバーゼルII
6 むすびにかえて
第5章 貸出市場と証券化 《黒田晁生》
1 はじめに
2 証券化とは何か
3 日本における証券化(資産流動化)の現状
4 証券化のインフラ整備と課題―日本銀行の取組み―
5 公的金融改革と証券化
第6章 日本のコーポレートガバナンス―現状の理解と今後の展望― 《広田真一》
1 はじめに
2 企業価値とコーポレートガバナンス
3 コーポレートガバナンスの変化と日本企業の対応
4 望ましいコーポレートガバナンスのかたち
5 おわりに
ハンドブック信託

財団法人トラスト60 編
金融財政事情 ISBN978-4-322-11172-9
平成20年1月
とにかくよくわかる、新法対応の最新ガイド
ハンドブック信託
定価(税込み)/2,940円
編・著者名/財団法人トラスト60編
発行日/2008年1月25日
判型・体裁・ページ数/A5判 並製 332ページ
ISBNコード/978-4-322-11172-9
書籍紹介及び目次抜粋
◆平成19年9月に施行された新信託法に基づき、起源、機能、仕組み、法制、商品、会計、税務を網羅的、体系的かつ平易に解説。
◆歴史や機能、実務上の問題点、商品としての活用可能性、海外の信託制度などの周辺論点まで論及。信託の全体像を俯瞰できる入門書。
◆「信託・信託制度の普及を使命」とした公益法人が贈る渾身の一冊。新法施行を受けて脚光を浴びる信託の世界を徹底ガイド。
●主要目次●
I 信託とは
1 信託の基本的構造
2 信託の起源・歴史
3 信託の機能・目的
4 信託法制
II 信託の仕組み
1 信託の設定
2 信託財産
3 受託者
4 受益者
5 委託者
6 信託の変更、併合、分割
7 信託の終了
8 新しい信託類型
III 信託商品
1 信託商品の分類
2 預金類似信託グループ
3 有価証券運用を目的とする信託(証券信託)
4 有価証券の管理等を目的とする信託(有価証券の信託)
5 金銭債権の流動化目的の信託(金銭債権の信託)
6 不動産の信託
7 その他の信託
8 パーソナルトラスト(個人信託)
9 公益信託
IV 信託の税制と会計
1 はじめに
2 信託の税制
3 信託の会計
V 諸外国の信託
1 はじめに
2 イギリスの信託
3 アメリカの信託
4 オフショア信託
VI 資 料
資料1 旧信託法
資料2 新信託法